そもそもマーケティングって何?

さっきからマーケティングマーケティングと連呼していますが、
そもそもマーケティングってなんなんでしょう?

適当に思いつくフレーズを挙げると、

●売るための手段
●需要と供給を満たす手法
●よくわからん難しいデータをこねくりまわすもの
●コカ・コーラとかP&Gとかが頑張ってやってるやつ
●東大卒の外資系コンサルタントがなんか言ってる
●うさんくさい(笑)

こんなところでしょうか?

とかく「マーケティングは小難しいもの」という印象ですよね。
もちろんそういった面もあると思います。

でも私が考えるマーケティングは至って単純です。

要は、
「大切な者と大切な物をつなぐ橋」
なんだと思うんです。


お客様と商品は対岸にいる。

お客様はやはりよっぽどのことがない限り、
わざわざ苦労して河を渡ってきてはくれないんですよ。

つまり、消費者はわざわざ進んでお金を使いたくない、と。


「金持ち父さん貧乏父さん」の例で言えば、

誰が作ったかもわからない、キャッシュフローとかいう言葉の意味もわからない、
そんな意味不明なうさんくさいゲームを誰も好き好んでいきなり買ったりはしないわけです。

こんなゲームをいきなり誕生日プレゼントに買ってこられたら絶交ですよ。
そんなもんよりプレステかDSを買ってきてくれ、と。

だから「金持ち父さん貧乏父さん」っていう本が橋になってくれたんですね。
この本を読んだことで、「このゲームを買いたい!」っていう感情が芽生えたわけですから。


ちなみに、本当に大切な者と本当に大切な物をつなぎ合わせたかったら、
その方法がたとえどんなに極悪な方法でも必ずつなぎ合わせないといけないんです。

大切な人がその商品を買うことで本当に幸せになるのであれば、
手段がいくら極悪でもそれが正義。

逆に、どうでもいい人に役に立たないものを極悪な手段で売りつけるのが詐欺です。

ある程度マーケティングを身につけることができれば、
誰でも詐欺師になれる危険性を孕んでるわけですね。

だから安易にマーケティングを教えてくるマーケティング・コンサルタントに出会ったら
注意してください。

そいつは、よっぽど知識が浅いかとんでもない極悪人かのどちらかなので。

さて、僕はどっち?笑